ABEMAの恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』は、2泊3日の短期決戦で高校生が本気の恋愛に挑む番組です。告白は基本的に最終日のみ、カップル不成立なら次の旅へ「継続」できるなど、独自ルールが番組の魅力を支えています。この記事では、旅の期間・告白の仕組み・花くじ・スマホ没収・継続メンバー制度まで、今日好きのルールを網羅的に解説します。
今日好きとは?番組の基本情報とコンセプト
『今日、好きになりました。』(略称:今日好き)は、2017年にスタートしたABEMAオリジナルの恋愛リアリティーショーです。「運命の恋を見つける、恋と青春の修学旅行」をテーマに、彼氏・彼女のいない現役高校生の男女が初対面で出会い、限られた旅の中で本気の恋愛をする姿を描いています。
2026年2月時点で第74弾(テグ編)まで放送されており、ABEMAの看板番組のひとつとして長く愛され続けています。放送スケジュールは2025年4月から毎週月曜21:00〜22:00に変更され、恋愛見届け人(スタジオMC)には井上裕介(NON STYLE)、かす(YouTuber)、大友花恋、中川大輔が出演しています。
今日好きが他の恋愛番組と大きく異なるのは、「2泊3日」という極端に短い旅の中で恋愛を完結させるルール設計にあります。この時間制限があるからこそ、出演者の感情が凝縮され、毎回ドラマチックな展開が生まれるのです。
旅の期間のルール|2泊3日が基本、例外パターンも
今日好きを最も強く特徴づけているのが「2泊3日」という旅の期間です。たった3日間で初対面の相手に恋をし、告白まで持っていくというスピード感が、番組最大の魅力であり緊張感の源となっています。
ただし、すべてのシーズンが2泊3日というわけではありません。番組の歴史を振り返ると、旅の期間にはいくつかのパターンが存在します。
| 旅の期間 | 適用されるシーズン |
|---|---|
| 1泊2日 | 初期シーズン(第1弾〜第6弾、第8弾、第9弾など) |
| 2泊3日(基本) | 第10弾以降の通常シーズンの大半 |
| 3泊4日 | 卒業編・冬休み編・夏休み編・海外特別編(九龍編、セブ島編、シンガポール編、ゴールドコースト編など) |
| 4泊5日(最長) | 第20弾ハワイ夏休み編のみ |
初期シーズンでは1泊2日が主流でしたが、番組が定着するにつれて2泊3日に統一されていきました。卒業編や夏休み編といった特別シーズンでは3泊4日に拡大されることが多く、1日長くなるだけで恋の展開がより複雑に、そしてドラマチックになります。特に卒業編は「高校生活最後の恋の旅」という特別な意味が加わるため、いつもより長い時間が設けられています。
2泊3日という短い期間だからこそ、出演者は最初から積極的にアプローチする必要があり、視聴者にとっても1話1話に目が離せない密度の高いドラマが生まれるわけです。
スマホ没収と特別なLINEルール
今日好きの旅の期間中、出演メンバーのスマートフォンは基本的に没収されます。外部との連絡が遮断されることで、メンバーは旅の中の人間関係だけに集中することになり、限られた時間で感情が一気に加速する環境がつくられています。SNSで他のメンバーの情報を調べたり、友人に相談したりすることもできないため、目の前の相手と「今この瞬間」だけで向き合わなければなりません。
一方で、過去にはこのルールに例外が設けられたシーズンもあります。第28弾・春桜編(2021年放送)では、メンバーそれぞれにスマホが貸与され、個人間のLINEでやりとりできるという特別ルールが導入されました。LINEで気になる相手を直接2ショットに誘い出せるため、通常のシーズンとは異なるスピード感と駆け引きが生まれ、大きな話題を呼びました。
このLINEルールが採用されるシーズンは極めて限定的で、だからこそ希少な回として視聴者の記憶に強く残っています。通常の「スマホ没収」という制限があるからこそ、LINEが使えるシーズンのドラマ性がさらに際立つ構造になっているのです。
花くじ・赤い糸くじの仕組み|デート権と運命の演出
今日好きの旅の中で、誰と2ショットデートに行けるかを左右する重要な仕掛けが「花くじ」です。メンバーがくじを引き、赤い花を引き当てた人だけが好きな相手を指名してデートに行ける権利を獲得します。花くじは男子が引く回もあれば女子が引く回もあり、シーズンや日程によって変化します。
この仕掛けのポイントは、デート相手を「自分の意思」だけでは選べないことです。赤い花を引けなかったメンバーは、気になる相手が別の人とデートに行く姿をただ見守るしかありません。この「もどかしさ」と「運命の残酷さ」が、番組にリアルな感情の起伏を生み出しています。
さらに、一部のシーズンでは「赤い糸くじ」という別の仕掛けも登場します。引いた糸の色によって、告白のタイミングや条件が変わるルールで、たとえば「24時間以内に告白しなければならない」といった制約が課されることもあります。告白の権利やタイミングそのものを運に委ねるため、予測不能なドラマが生まれ、視聴者を釘づけにする演出として機能しています。
花くじも赤い糸くじも、恋愛の行方を「努力」だけでなく「運」にも左右される構造にしている点で、今日好きならではの仕掛けといえるでしょう。
告白ルールの仕組み|最終日告白・性別・フライング告白
今日好きの告白に関するルールは、番組の核心部分です。基本ルールとして、告白は旅の最終日に行われます。メンバーは最終日まで気持ちを温め、最後の最後に想いを伝えるかどうかを決断しなければなりません。この「最終日限定」という縛りがあるからこそ、それまでのデートやグループ行動すべてが告白への布石として意味を持つのです。
告白の方向性とジェンダーの変化
番組初期は「女子から告白する」というルールが基本でした。女子が想いを伝え、男子がその告白を受けるかどうかを選ぶ形式です。しかしシリーズが進むにつれてルールは柔軟に変化し、男子からの告白が認められるシーズンも増えていきました。リアルサウンドの分析によると、2021年度には男子からの最終告白回数が女子を上回る逆転も起きています。
さらに2025年の夏休み編では「女子が最終日に告白し、男子は3日目以降いつでも告白OK」という新ルールが導入されるなど、シーズンごとに告白の条件は進化し続けています。このルール変更自体が毎回話題になり、視聴者が新シーズンに注目する大きな理由のひとつになっています。
フライング告白のリスクとドラマ性
最終日より前に告白する「フライング告白」は、ルール上は基本的に想定されていないものの、メンバーの感情が抑えられず告白に踏み切るケースがまれに発生します。ルール破りのフライング告白は成功率が低い傾向にあるとされていますが、だからこそ成功した場合は「伝説の回」として語り継がれることになります。2019年のグアム編における後藤聖那のフライング告白は、その代表的なエピソードとして知られています。
▶ 今日好きの見る順番(放送順)と初心者におすすめの入り口編
継続メンバー制度の仕組み|条件・回数・高校3年生の壁
今日好きを他の恋愛番組と決定的に差別化している要素が「継続メンバー制度」です。旅の最終日に告白が不成立だったメンバーが、次のシーズンに再び参加できる仕組みで、2017年の番組開始から現在まで続くコアシステムとなっています。
継続の条件
継続メンバーになるための条件は、大きく3つあります。まず、最終日の告白でカップル成立に至らなかったこと。次に、高校在学中であること。そして、制作側がその人の再挑戦に「物語性」を認めた場合です。単に不成立だった全員が自動的に継続できるわけではなく、視聴者の反響や本人の意思、ストーリーの流れなどが総合的に考慮されます。
継続回数に上限はない
継続の回数に公式な上限は設けられていません。実際に、雨宮由乙花(ゆずは)さんは番組史上最多となる6度の旅に参加した記録を持っています。複数回の継続を経験したメンバーは少なくなく、シーズンをまたいで恋の行方を追えることが、視聴者がシリーズに長く関わり続ける動機にもなっています。
高校3年生の壁と卒業編
継続メンバーにとって最大の制約が「高校3年生の壁」です。高校を卒業すると参加資格を失うため、高3の時点で恋が成就しなければ番組を去ることになります。この制約があるからこそ、年度末に放送される「卒業編」は特別な意味を持ちます。
2025年の卒業編in シンガポールでは、番組史上初となる「全員が継続メンバー」「全員が高校3年生」という構成で旅が行われました。3泊4日の中で、高校最後の恋に挑む姿がSNS上で大きな反響を呼び、「卒業編が一番泣ける」という声が多数寄せられました。
▶ 今日好き卒業編の女子メンバー一覧|プロフィール・見どころまとめ
今日好きのルール一覧|主要ルール早見表
ここまで解説してきた今日好きの各ルールを一覧表にまとめます。初めて番組を見る方は、この表を押さえておけば基本的な流れが把握できます。
| ルール項目 | 内容 |
|---|---|
| 旅の期間 | 基本は2泊3日。卒業編・夏休み編などは3泊4日 |
| 参加者 | 彼氏・彼女のいない現役高校生の男女 |
| スマホ | 旅の期間中は基本的に没収(一部シーズンでLINE解禁あり) |
| 花くじ | 赤い花を引いた人がデート相手を指名できる |
| 告白タイミング | 基本は最終日のみ。シーズンにより男子は途中告白OKの場合も |
| 告白の方向 | シーズンにより女子から・男子から・両方OKが変化 |
| カップル成立 | 告白成功でカップル成立→番組卒業 |
| 継続メンバー | 不成立のメンバーが次シーズンに再参加できる制度 |
| 継続の条件 | 高校在学中であること・制作側の選考あり |
| 継続回数 | 公式な上限なし(最多は6回参加の記録あり) |
番組はシーズンごとに細かなルール変更が加えられるため、新シーズンが始まるたびに「今回はどんなルールになるのか」が視聴者の大きな関心事になっています。ルールの変化自体が番組の新鮮さを保つ仕掛けとして機能しているといえるでしょう。
▶ 今日好きの放送時間・曜日はいつ?最新シリーズの見方と更新タイミング
今日好きのルールを知って視聴をもっと楽しむ方法
今日好きのルールを理解すると、番組の見方は大きく変わります。たとえば、花くじで赤い花を引いたメンバーがどの相手を選ぶかは、その時点での恋の矢印を如実に表す重要シーンです。ルールを知らずに見ると「なぜこの2人がデートしているのか」がわかりにくくなりますが、仕組みを理解していれば、一つひとつの選択に込められた感情を読み取れるようになります。
また、継続メンバーの存在を知っていれば、新シーズンの冒頭で「この人は前回のシーズンでどんな恋をしていたのか」という文脈を持って見られます。前シーズンから追いかけている視聴者にとっては「再会の瞬間」が最も感情が揺さぶられる場面であり、SNSでの反響率も通常回に比べて高い傾向があります。
今日好きはABEMAで配信されており、最新話は毎週月曜21:00からABEMAで無料配信されます。過去シーズンをすべて見たい場合はABEMAプレミアム(月額960円・税込)への登録が必要ですが、初回2週間は無料で体験できます。ルールを理解したうえで過去の名シーズンから見始めると、番組の奥深さをより実感できるはずです。
▶ 今日、好きになりました。はどこで見れる?ABEMAだけ?無料視聴できるか解説
まとめ|今日好きのルールを押さえれば番組がもっと面白くなる
今日好きのルールを改めて整理すると、番組の魅力がルール設計そのものに支えられていることがよくわかります。2泊3日という時間制限が感情を凝縮し、スマホ没収が「今この瞬間」への集中を促し、花くじが運命の残酷さとときめきを演出し、最終日限定の告白がすべてのシーンに意味を与えます。そして継続メンバー制度が、1シーズンで終わらない「物語の連続性」を番組全体に生み出しています。
2017年の番組開始から2026年現在まで74弾を超えるシリーズが制作されてきた中で、基本ルールは大きく変わらないまま、告白の方向性やLINEの導入など細かな変化が加えられ続けています。この「変わらない骨格」と「変わり続ける細部」のバランスが、長年にわたって視聴者を飽きさせない理由です。
初めて今日好きを見る方は、まずこの記事で基本ルールを把握してから視聴すると、出演者の一つひとつの行動や表情の意味がぐっと理解しやすくなります。ルールを知ることは、今日好きをより深く楽しむための第一歩です。








